NISMO（ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル）は1月12日、「NISSAN GT-R NISMO GT3」を発表した。GT-R NISMO GT3は、「GT-R（R35）」をベースにFIA GT3規則に準拠したレース専用モデル。販売とカスタマーサポートは、日本/アジア/北米/南米/オセアニア地域はNISMOが、ロシアを含む欧州/中東地域はJRMが行う。価格は、日本/アジア/北米/南米/オセアニア地域が33,600,000円、ロシアを含む欧州/中東地域が298,000ユーロ。

　GT-R NISMO GT3のエンジンは、最高出力390kW以上（530PS以上）/6,400rpm、最大トルク612Nm以上（62.5kgm以上）/5,200rpmのV型6気筒 DOHC 3.8リッターエンジン（VR38DETT）を搭載。ボディーサイズは、全長4,780mm、全幅1,998mmで、車両重量は1,300kgと大幅に軽量化。

　6速シーケンシャルミッション、セミオートマチックパドルシフト、ステアリングアジャスト機能を標準採用し、駆動方式はFIA規則により後輪駆動としている。

　同車両は、1月12日～15日に英国で開催されるオートスポーツショーにおいて、2011年FIA GT1世界選手権でチャンピオンを獲得したFIA GT1仕様のNISSAN GT-Rと共にJRMより出展される。また、1月12日～14日に開催されるドバイ24時間レースに欧州日産がJRMと共に参戦する。