【ユーロNCAP】三菱 i-MiEV、EV初の衝突試験で4つ星

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三菱自動車は、電気自動車(EV)『i-MiEV』の欧州仕様車が、新車の安全性能を総合評価するユーロNCAP(欧州衝突安全性能評価試験)で、4つ星を獲得したと発表した。量産電気自動車のユーロNCAPでの安全性能評価試験は初めて。

今回の衝突試験では、安全評価は最高ランクから1段階下の4つ星だったものの、大容量の駆動用バッテリーにダメージは無く、乗員や救助者の安全を確保するための高電圧システム遮断機能も確実に作動していることが確認されたとしている。

i-MiEVは、ベース車である軽乗用車『i(アイ)』の「リヤミッドシップレイアウト」をそのままにEV化をすることで、衝突安全性能と室内空間を両立している。また、三菱独自の衝突安全強化ボディ「RISE」を進化させ、駆動用バッテリーをボディ骨格の内側に囲い、井桁フレームで支える強固な構造で搭載することで、全方位の衝撃から保護している。さらに、車両全体を高度に統合制御する「MiEV OS」によって、衝突時には高電圧システムが瞬時に遮断されるEVとしての安全性能を備える。

i-MiEVは、ドイツADACが実施した衝突試験や、オーストラリアの「ANCAP」でも今回と同様の結果を得ている。
《レスポンス編集部》

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