輸入車新車登録台数、国産車をしり目に3年ぶりプラス…2010年度

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日本自動車輸入組合が発表した2010年度(2010年4月~11年3月)の輸入車新車登録台数は、前年度比30.8%増の24万0178台と大幅に伸び、3年ぶりにプラスとなった。

日産自動車の『マーチ』がタイからの輸入に切り替わったことなど、日本メーカーの海外生産車が急増したほか、外国メーカー車の販売も全体的に順調だった。

2010年度の国内新車需要は低迷したが、外国メーカー車は、同9.7%増の18万2829台となった。外国メーカー車はエコカー補助金制度の対象モデルが少なかったことから国産車のような反動減の影響を受けなかった。フォルクスワーゲンやBMW、アウディなど主要モデルの販売が好調だった。

日本メーカーの海外生産車は同235.9%増の5万7349台と前年度の約3.3倍に増えた。

車種別では乗用車が同31.4%増の22万7613台、貨物車が同19.2%増の1万2474台、バスが同68.5%増の91台だった。
《レスポンス編集部》

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