マツダ、「デミオ」EVの試作車 フル充電で200キロ走行目指す

2011/7/26付
共有
保存
印刷
その他

 マツダは25日、小型車「デミオ」をベースにした電気自動車(EV)の試作車を公開した。エンジンの代わりにリチウムイオン電池を搭載し、フル充電で約200キロメートル程度の走行を目指す。2012年春の販売を想定している。

 廿日市市の宮島桟橋近くの広場で試作車「デミオ」2台を公開した。試作車には300~400ボルトのリチウムイオン電池を搭載。フル充電に7~8時間かかる。重量は従来のデミオ(約1000キロ)より100キロ程度重くなる。

 8月1日にリニューアルオープンする宮島水族館(広島県廿日市市)の記念イベントで、広島県の湯崎英彦知事など参列者の送迎に活用。今後は走行の実証実験などを実施する予定だ。

 廿日市市は世界遺産の宮島を省エネ化する「エコアイランド」実現に向けた取り組みを進めている。同社は観光にEVが活用されることも想定している。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

関連キーワードで検索

デミオマツダEV湯崎英彦

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:01
7:01
東北 7:00
7:00
関東 7:01
7:00
東京 7:01
7:00
信越 7:00
7:00
東海 14:00
7:05
北陸 7:00
7:00
関西 12:22
6:01
中国 6:02
6:00
四国 6:02
6:00
九州
沖縄
12:42更新
6:02

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報